ロジカル・シンキング
ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution)
- 作者: 照屋華子,岡田恵子
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2001/04
- メディア: 単行本
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頭ではわかっていてもなかなか自然には出てこない。
練習問題もたくさんあって、論理的思考の練習になる。
コミュニケーション
- 相手に答えるべき「課題(テーマ)」の確認
課題(テーマ)は注意していないとずれてしまうことがよくある。
とくにたくさんの資料を調査・検討したときほど、陥りがちで注意する必要がある
- 相手のどのような「反応」を期待するのか確認
- 相手に「理解」してもらう
- 相手に「意見や助言、判断などをフィードバック」してもらう
- 相手に「行動」してもらう
- 何を言えば「答え」になるか(答えの要素)
- 結論
課題に対する、書き手(伝え手)の答えの核をなすもの。
何かのアクションを提示する場合と、評価や判断を表すものの2つがある。
- 根拠
その結論にどうして至ったのかという理由。
結論の必然性について相手を納得させられるもの。
事実と判断の2つ
- 方法
結論がアクションの場合、相手がそのアクションをとれるよう、
具体的なやり方を提示するもの。
論理的に思考を整理する技術
論理的に構成する技術
論理とは結論と根拠、もしくは結論とその方法という複数の要素が、結論を頂点に縦方向にはSo What?/Why So?の関係で階層をなし、横方向にはMECEに関係づけられたもの
並列型
根拠や方法を列挙する。
- 課題やテーマに対して、十分な理解度や興味を期待できない相手に、自分の論旨の全体像を簡潔に示す
- 決定事項の連絡や確認など、結論に関して、相手とは議論の余地がない内容を、全体像を簡潔にして伝えたい
- 自分の思考や検討の広がりに、重複や漏れ、ずれがないことを強調して相手を説得したい
ときなどに使える。
解説型
結論の根拠が
- 課題に対する結論を導きだすために、相手と共有しておくべき「事実」
- 「事実」から、結論を導き出すための伝え手としての「判断基準」
- 「事実」を「判断基準」で判断した結果、どのように評価されるのかという「判断内容」