Think Twice

Memorandum

ロジカル・シンキング

ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution)

ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution)

頭ではわかっていてもなかなか自然には出てこない。
練習問題もたくさんあって、論理的思考の練習になる。

コミュニケーション

  1. 相手に答えるべき「課題(テーマ)」の確認

課題(テーマ)は注意していないとずれてしまうことがよくある。
とくにたくさんの資料を調査・検討したときほど、陥りがちで注意する必要がある

  1. 相手のどのような「反応」を期待するのか確認
  • 相手に「理解」してもらう
  • 相手に「意見や助言、判断などをフィードバック」してもらう
  • 相手に「行動」してもらう
  1. 何を言えば「答え」になるか(答えの要素)
  • 結論

課題に対する、書き手(伝え手)の答えの核をなすもの。
何かのアクションを提示する場合と、評価や判断を表すものの2つがある。

  • 根拠

その結論にどうして至ったのかという理由。
結論の必然性について相手を納得させられるもの。
事実と判断の2つ

  • 方法

結論がアクションの場合、相手がそのアクションをとれるよう、
具体的なやり方を提示するもの。

論理的に思考を整理する技術

MECE(Mutually Exclusive Collectivelly Exaustive)

相互に排他的で、集合として余すところのない

MECEフレームワーク
  • 3C or 4C

事業、あるいはその企業や業界の現状を検討する場合のフレームワーク
顧客・市場(Customer),競合(Competitor),自社(Company)+チャネル(Channel)

  • 4P

マーケティングについて考える際のフレームワーク
製品(Product),価格(Price),チャネル(Place),訴求方法(Promotion)

MECEの切り口の探し方

単語に分けてみてMECEの切り口を探す。
たとえば「自販機で買える飲料」という課題ならば、「自販機」、「買う」、「飲料」で切り口を考える。
"自販機"なら…メーカー別/置き場所
"買う"なら…価格帯/買う目的
"飲料"なら…容量/パッケージ種類/温度/成分

So What?/Why So?

観察の〜、洞察の〜の2種類がある。

So What?

手持ちのネタ全体、もしくはフルーピングされたものの中から、課題に照らした時に言えることの要素を抽出する

Why So?

So What?した要素の妥当性が、手持ちのネタ全体、もしくはフルーピングされた要素によって証明されることを検証する

論理的に構成する技術

論理とは結論と根拠、もしくは結論とその方法という複数の要素が、結論を頂点に縦方向にはSo What?/Why So?の関係で階層をなし、横方向にはMECEに関係づけられたもの

並列型

根拠や方法を列挙する。

  • 課題やテーマに対して、十分な理解度や興味を期待できない相手に、自分の論旨の全体像を簡潔に示す
  • 決定事項の連絡や確認など、結論に関して、相手とは議論の余地がない内容を、全体像を簡潔にして伝えたい
  • 自分の思考や検討の広がりに、重複や漏れ、ずれがないことを強調して相手を説得したい

ときなどに使える。
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解説型

結論の根拠が

  • 課題に対する結論を導きだすために、相手と共有しておくべき「事実
  • 「事実」から、結論を導き出すための伝え手としての「判断基準
  • 「事実」を「判断基準」で判断した結果、どのように評価されるのかという「判断内容

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