Think Twice

Memorandum

LEAN IN

LEAN IN を読んだ。

とても読みやすく、内容もとても興味深かった。
シェリル サンドバーグはすごいな。文才もあるのか。
と思ってたら、あとがきで専門のライターがいることが書かれていた。

とはいえ、内容は本当に興味深く、おもしろかった。

仕事と育児の両立

「仕事と育児の両立すごいですね」と女性だけに(ほめてるつもりで)言うのは差別を無意識のうちにしている。
上記の言葉を男性には言わず、女性だけに言うのはおかしい。
仕事も育児も性別に関係なく、なんとかやっていかなければならないことだ。
この両立の話のくだりは自分が無意識に差別しているということに気づかされ、本当にショックだった。

仕事の基準

「仕事を決めるときの基準は一つしかない、それは成長、それも急成長だ」
サンドバーグgoogleに行くかどうか悩んでいたときに、エリックシュミットが彼女にしたアドバイスである。
自分のことを考えると全然あてはまらない。うちの会社は成長しているだろうか?衰退?停滞している気もする。

新しいポストへのチャレンジ

空きポストができたときに女性は必要条件や資格を100%満たしていないと応募しないが、
男性は60%程度で応募するそうだ。(アメリカの話)
私は女性ではないが、サンドバーグのアドバイスに従って、
「私はあれをやってみたい。きっとやりながら学んでいける」と考えるようにしよう。

円滑なコミュニケーション

自分の見方があれば、相手の見方もある。
唯一絶対の真実など存在しない。
これらを理解し、自分は自分の視点からだけものごとを見ているのだということに気づけば、
自分の見方を相手に強要することはなくなる。
そして、「私はこう思う」という形で建設的な意見表明ができる。

相手の感情を慮る

「あなたは私の提案を全然真剣に考えていませんね。」
「ここ4通のメールに返事がないので、当惑しています。私の提案はあなたにとって重要ではなかったのでしょうか?」
どちらがよい言い方か。
このあたりは”I Message”に通じるものがある。

フィードバック

耳がいたくなるかもしれないが、
「どうすればもっとよくできたでしょうか?」
「私が見落としていることはありませんか?」
とフィードバックを求めることが重要。

すべてをやろうとするな

すべてをやろうとすると燃え尽きてしまう。
自分で仕事をコントロールすることが大切だ。
長く仕事で成功をおさめる秘訣は、自分にだされた要求をすべてこなそうとしないこと。
仕事の上限を決め、決めたら守り、仕事とプライベートの両方の余地をつくる。


最後にFacebookの壁に貼ってあるらしい言葉を引用する。

What would you do if you weren't afraid?
(怖がらなければ何ができる?)

Fortune favors the brave just now.
(運は勇気あるものに味方する)

とりあえず始めよう、大胆に